スイートピーは世界に約100種あるとされ、日本には4種自生し、
主に「春咲き」「夏咲き」「冬咲き」の3種類に分けられるそうです。
一般に切り花で親しまれているのは、温室で育てられる冬咲き種です。
甘く優しい香りのするスイートピーは、チューリップやフリージアといった香りの強いものとも相性のよい花です。
また、花びらが華やかな印象を与えてくれます。
当店では花を仕入れる時に何を1番に考えるかと言うと、やはり花待ちです。
スイートピーは薄い花びらで繊細な植物ですので品物の良し悪しは敵面なのです。
知名度の高いスイートピー。
最近では、色々な色が増えてきました。
昔からある、定番のクリーム色のステラ、ピンクの代表格ファーストレディ、薄い紫の代表グレース。
これらは20年くらい前からある品種ではないでしょうか…その後、スイートピーに特殊な染料を茎の切り口から吸わせる手法が登場し、黄色いスイートピーが出来上がりました。
それからというものオレンジやミドリ、茶色やグレーなどカラーバリエーションが豊富になりました。
現在では、染料で染めた物以外でも品種改良が行われ新しいものがどんどん発表され名前で検索しても品物の写真に辿り着けません。
やさしげな色合いと柔らかな甘い香りは、リラックス効果も期待できそうです。
そのためか、ヨーロッパではベッドルームなどにルームフレグランスとして置かれるとか。
1月から3月の終わりごろまでスイートピーが旬の時期。
食べ物にも旬があるように、旬の花を飾って、その季節ならではの雰囲気を楽しみませんか?